父の8月9日
8月9日は長崎に原子爆弾が落とされた日です。
昭和20年のその日、わたしの父は自宅裏にある通称「権現さん」と呼ばれる神社のある小高い丘で仲間達と遊んでいたそうです。
父が住んでいたのは熊本県荒尾市府本。(「府本」は「ふもと」と読みます)
当時は、熊本縣玉名郡府本村。
その村の中心の「町」と呼ばれるところに父の家はありました。
わたしの父は昭和8年生まれなので、昭和20年当時は12歳ということになります。
話は続きますが、
昭和20年8月9日のその日、父は仲間と遊んでいて何気なしに西の空を眺めたところ、なにか光ったような気がしたそうです。
「なんだろう?」と、しばらくたたずんで見ていたら、なにやらキノコのような雲がモクモクと湧き上がってきて、仲間たち同士で、「変な雲だ! あれは何だろう!」と騒いでいたそうです。
そして、その雲はいつまでもいつまでも浮かんでいたのが印象に残っている、と、父は今でも折にふれて話してくれます。
おととい、その「権現さん」に行ってみました。
「権現さん」は熊野神社のことです。
権現さんに登る石段です。
熊野神社です。
創建は古く、宝治元年(1247年)8月15日、時の領主、小代重俊公により紀州熊野大権現より勧請され建てられたものです。
社殿横の大きな石碑の向こう、今は大きく茂ってしまった木々の隙間から、ほんの少し雲仙普賢岳の頂上付近が見えていました。
この場所の地図。
ちなみに、長崎原爆の死の灰は微量ながら荒尾にも降ったらしく、今でも荒尾の放射能レベルは他地域より、ほんのわずかながら高いと聞いてます。
もちろん、健康には影響はありません。
でも、核の影響はとてつもなく長いこと残るのだということがよくわかります。
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瑠依瑠佳が話したの?
投稿: BlogPetのぼん | 2009.08.16 13:58